6月は衣替えのシーズン。夏服になった制服姿の学生を見ると、夏になったと感じさせられます。昔は、社会人は一年中似たような恰好をしていたような印象がありましたが、クールビズが定着した近年は、より身近に夏を感じるようになったのではないでしょうか。
さて早速ですが、6月1日発刊の当社定期刊行誌3誌6月号についてご紹介いたします!
『銀行法務21』は、特集として地域金融機関における地方創生について、『JA金融法務』では「貯金実務」について特集、貯金手続別の質問についてわかりやすく解説、『金融・商事判例』では今月も最新・注目の判例を紹介いたします。ちなみに今号の『JA金融法務』の表紙挿絵は「梅の実」です。なぜ梅の実かにつきましては、『JA金融法務』の目次ページをご覧ください!
それでは、『銀行法務21』からご紹介です!
『銀行法務21』6月号 → 詳細はこちら
☆特集 地域金融機関における地方創生
「まち・ひと・しごと創生法」などの公布、施行等、地域の経済再生について重点をおいた政策がとられてきています。こうした中、地域経済を支える重要な役割を担う地域金融機関には、単なる融資だけではない様々な支援を行うなど、より多くの役割が課せられています。
それらの動きを踏まえ、地域の特性を生かしたり、新たな手法を導入したりするなど、先進的な取組みを行っている金融機関にその手法を解説いただくとともに、全国で問題となりつつあるインフラの更新について、注目されているPFIについて専門家の先生にご解説いただきました。
また、新たに「1からわかるFinTech入門」、「基礎から学ぶ融資判断の最重要ポイント」を連載開始!
今では目にしない日はないほど注目されているFinTechについて、金融機関が今後どういったサービスを展開していきうるのか、海外の先進的な事例を紹介しつつ、金融機関が具体的にどのようなサービス提供を考えていくべきかについて、わかりやすく解説します。FinTechとは何かを学ぶのに最適な連載です。
「基礎から学ぶ融資判断の最重要ポイント」では、お客様からいただいた決算書などの書類を例に、それらに含まれる様々な融資に必要な情報についてどう読み解き、その企業に対する融資等につなげていくのかを考えます。若手の金融機関職員の学習用だけでなく、その指導を行う先輩も、あらためて、確認してみるのはいかがでしょう。
さらに好評の連載記事「新任支店長のための 実践現場学講座~失敗の数だけ学びがある~」も第4回を迎えます。今回は「支店長の取引先工場見学」がテーマです。
今号も注目記事が満載ですので是非ご購読の程、よろしくお願いいたします。
次は『JA金融法務』6月号のご紹介です。
『JA金融法務』6月号 → 詳細はこちら
☆特集 「知ってるつもり」を解消! 貯金実務 総ざらい
JAの貯金担当者として、事務規程はわかっているつもりでも、なぜそのような手続きを踏むのか、その考え方を知るのも大切なことです。貯金の受入れや振込み、差押え、解約など、日常業務で取扱う事務について、「こんなときどう対応したらよいか」という相談事例への回答と、その背景にある法律や判例の考え方を簡潔に解説した記事です。営業店での業務の合間に、おさらいとしてぜひご一読ください。
そして新連載です!
『Q&Aで考える 改正農協法の実務』
平成28年4月施行の改正農協法について、現場の実務においてはどのように理解すればよいか、Q&Aによる解説がスタート。役員構成の見直し・会計監査人の設置・組織変更など、法改正によるJAの経営への影響を、長年農協実務に携わってきた著者の立場からご執筆いただきます。
※『農業協同組合法【第二版】』(明田作:著)当社ホームページ、書店などで好評販売中!
→ 詳細はこちら
また、新短期連載「こんなときどうする? 苦情・クレーム対応Q&A」、新連載「コミュニケーションに活かす 今月の気象 お役立ち情報」、「1からわかる 不動産担保の実務」、「債権管理回収の基礎固め」など、JAの実務に役立つ記事が満載!
定期購読のお申込みもお待ちしております!
最後は、『金融・商事判例』です。
『金融・商事判例』1492号 → 詳細はこちら
金融・商事判例1492号(2016年6月1日号)では、預金の帰属が問題となった東京高判平成27・9・9を掲載いたしました。
裁判例を収集する過程で思うことは、金融機関が当事者となる事件のなかでは広く預金の問題が争点になっている事件が多いことです。簡易的に「金判SUPPLEMENT」でしかご紹介できなかったもの、掲載するまでに至らなかったものもありますが、前々号で大きなトピックとなった暴力団排除条項と預金口座解約が争点の福岡地判平成28・3・4など、最近の本誌をご覧いただいても納得していただけるものと思っております。
是非ご購読の程、よろしくお願いいたします。